麻生首相同行記者懇詳報

ペルーにいる間にあったやつね。長いけど貼り。

ペルーを訪問中の麻生太郎首相は21日午後(日本時間22日朝)、リマ市内のホテルで同行記者団と懇談し、17日に会談した民主党小沢一郎代表を「この人の話、アブねぇなぁと思うんじゃない」と評した。詳報は以下の通り。

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・【麻生首相同行記者懇詳報】(下)小沢氏「この人の話、アブねぇなぁ」

 −−首相就任して2カ月となるが、手応えは

 「まだ2カ月という感じかな。もう少したったような気がするけども。何でしょうねぇ。2カ月の間に海外も3回ですかね、いろいろあったんだろうと思うけども、それなりに、まあ、(第1次)補正予算が通ったり、テロ…インド洋の給油法(新テロ対策特別措置法改正案)が…、何だろう…給油法、それと生活関連で出てきたところで、金融強化法(金融機能強化法改正案)が衆院で通ったり、生活対策をまとめられたり、そうですねぇ…、日中、日韓、いろいろ後になったらうまくいかない、というのが時事通信の予測だったけど、難しいといわれていたものが、金融サミット(緊急首脳会合)もまとまらないと、先進国と新興国の間がうまくいかないと、いう予測だったのが、日本から出した提案がほとんど入って、結果としてそれが取りまとめられたりしたんで、2カ月の中には、そこそこの成果が挙げられたかなと思っているところと、いろいろ批判もいただいているんで、その批判には真摯(しんし)に謙虚に受け止めて対応していかにゃいかん、と思っているというところかな」

 −−道路特定財源一般財源化後に地方へ1兆円配分する方針について、与党で検討しているときに首相が結論めいたことを言ってしまったことに与党内の反発が強まっていると思うが、与党との調整で何か見直すべき点はあるか

 「1兆円の話については、最初から地方で使いやすい方法、要は一番使いやすい方法を考える、ということを、ずっと、同じことしか言ってないと思うが、地方の中でも、道路に関係する方々とかは、いろいろご意見ある。(自民党プロジェクトチーム座長の)谷垣(禎一)さんとこのPTで考えていただいていると思うんで、そこで結論が出てくるんだと思う。なかなか、この種の話は難しいね、道路の話だから、いろんな方がいろいろなことをお考えになっておられるが、ただそれは、一般財源化する、という話を決めた上で、その上でどうするんだという話だと思うが、生活対策の中でも地方というのは重視してるんで、地方が使いやすい方法が何が一番か、というのを頭に入れて考えていただければよろしいんではないか」

 −−最初の話では交付税ということだったが、必ずしも交付税でなく、例えば地方道路整備交付金補助金という形とか

 「地方が使いやすいとあなたは思っておられるか?」

 −−いや、思わない

 「だから最初から言ってるじゃない。地方で使いやすい方法で考えなさいと。私は最初から同じことを繰り返している」

 −−では、地方交付税で、というか…

 「というのが一番使いやすいと地方は言ってます?」

 −−人によって違う

 「そこが難しいんだ。へへへ…」

 −−自民党道路調査会の人たちが、交付金交付税というのに公然と批判している。総理の発言もちょっと、問題があるように思うが

 「いろんな方が意見を言うのが自民党。なんか意見が出るとリーダーシップがないと、意見を出さずにポーンと決めると独裁的と。どっちにしたって、(日本)経済新聞というのはそういう風に書くんだから。そういった意味では、一番使いやすいというのが、どれか、地方の中にもいろいろ意見があるんだ。決めてもらった方がいいとか。しかるべきところでまとめていただければいいと思っている。私が市長さんだったら、地方(には)千八百十何団体あるが、その中で調整された上で、それでまとまらないというのであれば決断するが、私は最初から一番使いやすい方法で、と申し上げている」

 −−少なくとも来年9月までには衆院選をしなければならないが、解散を決める一番の要因は何か

 「さぁー。解散に至るまでの経緯というのが、与党にとってどれが一番いいのか、というのはその時々で判断が分かれるところだから、そのときの判断はいろんな要素があるんで、一概には言えないんだけども。これははっきりしているんだけど、昔、あなたのまだ生まれる前だが、『黒い霧解散』というのがあって、たしか佐藤内閣だったかな…。絶対、自民党が負けるといわれていて、自民党が勝ったんだよねぇ、あれ。正直、どの時期がいいのか、というのはものすごく判断が分かれるところで、『郵政解散』のときだって、勝てると思った新聞記者は1人もいない。でも、解散したら自民党が300取ったみたいな話だから、何がそのときの判断かというのは正直言って、総理の判断する要素というのは、そのとき何だったかと言われて、人によってみんな違ってとらえられるんで、今決めているわけではない」

−−2次補正予算だが、今国会ではなく来年の通常国会に提出することになるのか。国会会期の延長幅は12月下旬までなのか、金融機能強化法改正案も見越して1月上旬までになるのか

 「野党の対応がどう出るのかで、対応の仕方が違ってくるんだと思うけど、ぼくは、金融(機能強化法案)を採決しないというのがズーッと続くんですかねぇ。ぼくは世の中、金融強化法というのは、すごく大事な法案になってくるんだと、ぼくは、ズーと反対のおかげで金融強化法ができないという状況というのは、いろいろ中小企業金融含めてこの種の問題は結構大きな影響が出てくるということが、世の中から言われないはずがないんじゃないかなぁ、とぼくは思ってるから。というのは、ズーと最後まで反対というんであれば、それ(延長幅)はもっと延びるかもしれない。今んところは何とも、そのときになってみなければ判断できないから、今のうちから、いつまでというのを言うつもりも、言えるはずもない。

 それから2次補正に関しては、2次補正になるにあたって、今回の中にはいわゆる中小企業の融資の枠の話とか、税制改正を必要とするものとか、21年度の本予算に関係するものとか、いろんな要素が(10月)30日に出した(追加)経済対策に含まれているんで、きちんと整理した上で判断しなければいかんのだと思うけど、そういったものを整理しておかねばならんということで、(外遊に)出る前に、与謝野(馨)さん、中川(昭一)さんに整理しておくように言っておいた」

 −−中堅、若手から早く2次補正を出すべきという意見も出ているが

 「いろんな意見が出るのが自民党だ。北海道新聞では、いろんな意見出すというのは良くないことなんかねぇ。いろんな意見が出たとたん、リーダーシップがないとか、全然意見が出ない方がよほど問題なんじゃないかねぇ、フフフ…。ぼくはいろんな意見が出されてそれで決めるのがいいと思っているんで、賛成もあれば反対もある。

 例えば、知事会見とかで定額給付金に反対と言ったら、いかがなものかと。そしたら、賛成だという話があったり、知事会というのはまともなんじゃないの? ぼくにはそう見えるねぇ。昔の知事会というのは、だーれも発言しないで、どなたかご意見ありませんか?と言うと、1人だけ手を挙げて、それが鈴木俊一(当時の東京都知事)で、総理大臣の所信表明みたいで、みんなごもっともというんで、ほかにご意見ありません、ハイ終わり、って。意見がないならこんなものやるのは意味がないんじゃねぇかってあおったら、出た出た。40代の知事もいっぱい出たので、ご意見ありますか、っていったら、みんなハイ、ハイ、ハイって出まして。いろいろ意見出るのはいいことだと思うんだがねぇ」

 −−会期の話だが、この間、民主党小沢一郎代表から会談の申し入れを受け…

 「あのー、気をつけてね、ぼくの言葉にあやつける前に、自分でしゃべっていることをよーく選んでくださいね。討論、会談じゃないんだからね。申し入れされるんだったら、少なくとも(国会内の)常任委員長室で、ということにはなりませんよと」

 −−小沢さんは2次補正予算案について「職を賭して」とか「常識の範囲内で結論を出す」とかという話があるが、今ひとつ信用が…

 「ハハハ、辞めるって? 私のほかに(河村)官房長官、(細田)幹事長がいて、向こうは小沢さんのほかに、鳩山(由紀夫)さんと山岡(賢次)と奥村(展三)というのがいたねぇ。合計7人の前で言った。やっぱり、この人の話、アブねぇなぁと思うんじゃない?みんな聞いていたんだから、へへへ。とたんにみんな、やっぱりあの人の話あまり信用できなくなっちゃったなと、へへへ。前も辞めるといって辞めなかったり、いろいろしてるんで、ちょっと、中で辞めるって…。そうだ、大連立の後だ。党首を辞めるんだみたいな話で、責任とって辞めると言って辞められなかったでしょう? 1年くらい前の話だから、結構記憶に新しいもんで」

この人の物言い、
やっぱり品がないと思う。


へへへへって


ガキ大将かよ(-。−;)


ここまでかくサンケイもどーかとは
思ったりするがねぇ

−−最初の話では交付税ということだったが、必ずしも交付税でなく、例えば地方道路整備交付金補助金という形とか

 「地方が使いやすいとあなたは思っておられるか?」

 −−いや、思わない

 「だから最初から言ってるじゃない。地方で使いやすい方法で考えなさいと。私は最初から同じことを繰り返している」

 −−では、地方交付税で、というか…

 「というのが一番使いやすいと地方は言ってます?」

 −−人によって違う

 「そこが難しいんだ。へへへ…」

矛盾してねぇか?(-。−;)


自覚していってんだろか。


おかしいってばよ、絶対(-。−;)

 「さぁー。解散に至るまでの経緯というのが、与党にとってどれが一番いいのか、というのはその時々で判断が分かれるところだから、そのときの判断はいろんな要素があるんで、一概には言えないんだけども。これははっきりしているんだけど、昔、あなたのまだ生まれる前だが、『黒い霧解散』というのがあって、たしか佐藤内閣だったかな…。絶対、自民党が負けるといわれていて、自民党が勝ったんだよねぇ、あれ。正直、どの時期がいいのか、というのはものすごく判断が分かれるところで、『郵政解散』のときだって、勝てると思った新聞記者は1人もいない。でも、解散したら自民党が300取ったみたいな話だから、何がそのときの判断かというのは正直言って、総理の判断する要素というのは、そのとき何だったかと言われて、人によってみんな違ってとらえられるんで、今決めているわけではない」

ただ単に
貴方がチキンなだけというか
ずるいだけのような気がしますがね。


これで小沢サンを信用できないって
よく言ったもんだわさ。


今頃帰ってきて
ナニ考えてるんだろな。