熊森協会の思うこと・・・

池田香代子さんのブログが
一回噂になりましたわな。


池田香代子ブログ・熊にどんぐりを


安易だと言う批判が多いです。
ハイ、私も安易だと思います。


いろいろ批判はあるので
いまさら同じことは言いますまい。


何箇所かブクマもしたけどね。


「クマを殺さないで!」批判殺到 猟友会「現実分かっているか」と反発


こんなんとかさぁ。
自分たち、よく現場にいないのに簡単に批判送れるよなあと思う罠。


隣りあわせで生活している人にとっては
共存するというのは切実なこと
私もそんな環境じゃないから完全に実感があるわけじゃあないけれども
少なくともそんな安直な批判は完全に的外れであると言う想像くらいはできるわ。


で、熊を絶滅させないためにどんぐりを運び込んでいると言う「熊森協会」だけど。
これが、兵庫県西宮市で始まったんだけども。


日本熊森協会のあゆみ


明記されてますよね?


心を痛めた中学生が始めたという話。


これを見て、
今私がハマってる、「ローマ人の物語」に書かれていた
ユリウス・カエサルの言葉を思い出したというか
ここを見るたびに思い出すのですよ。


「どんなに悪い結果に終わったことでも、それが始められたそもそもの動機は善意によるものであった」


確かに中学生たちは善意をもっていた
今この活動に手を貸している人たちも
「善意」をもって、「切実」に活動してるんだろうなあと思う。


その「善意」が将来的に環境を破壊してしまうことについて
考えたことはあるんかいな?


これはもっと幅を広げたら
ほかの活動に当てはまるところもあるかもしれん。


長期的な見方ができる人が
だんだん少なくなってるような気がしてならない。
こんな、目先の善意が優先されるような社会になっちゃあねえ。


もしかしたら政治家間もそうなのかもしれんとか
思っちゃったりする。
いや、ここについては確証はないけれども。