報道ステーション文字起こし

最初にお断りしておきます。

南相馬市議大山弘一氏に対しては
いろいろ調べた結果、私自身結構批判のバイアスをかけています。

黒い粉の一件についても、
測定法のおかしさ、騒ぎ方その他もろもろ
怪しさ増幅以外の何の役にも立ってない。
他で指摘がされてるので私が多く語ることもないだろーなーと

とりあえず、常考


これ一読してから以下を読むことをお勧めするわ。

toriiyoshiki’s Blog: 不安を煽る「報道ステーション」

該当動画がこれ。
12分ほどのコーナーだが。


これ一応消されるとたまらんので、
文字にかいといた。
以下長くなります。覚悟して読んでください(謎)

古館:つい最近、テレビ朝日に、福島県で避難されている方からメールをいただきました。
   調べてみました。
   後ろの写真なんですけれども(後ろに黒い粉の写真)、非常に分かりづらい写真になっておりますが、これは、歩道です。
   アスファルト舗装された歩道の上ににですね、黒い土がこう振りまかれたような黒ずんでいるところがありますが、ここから、非常に高い放射線量が出ているということなんですね。
   で、ここの場所はどこかと言いますと、南相馬市です。南相馬市のここです。(フリップを指差す)赤い丸ぽちのところです。南相馬市と言っても、こういうところ(計画的避難区域原発半径20㌔をさす)にくらべれば、比較的線量が低いと言われているエリア、もちろんホットスポットはあるのですが、そのエリアの一角、南相馬市の原町区というところが、この写真のところです。他にも、こういう黒い部分が点在してる、これはいったい、何なのか、調べました。


(VTR)


大山市議:いたるところにありますけども、この辺は一番ここが集積してるんじゃないですか?えーこの水の流れがよどんでる、ここですね。


ナレ:アスファルトの色の濃いところが、なぜか放射線量が高い。この黒い部分を剥ぎ取ったものが、これだ。(黒い物質。土に見える。多量ではない)最大で、1キログラムあたりおよそ108万ベクレルの、高濃度の放射性セシウムが検出されたという。


住民(女性):びっくりして、言葉がないですね今ね。


ナレ:ここは、福島第一原発から、25キロ離れた南相馬市。高い放射線を出す、黒い物質の正体は、いったいなんなのか。


東秀一リポーター:福島県南相馬市です。こちらをご覧ください。(橋の上のアスファルトを指す)この、黒い、物質、こちら、放射線量を測ってみたいと思います。


ガイガーカウンターを出す。黒い物質にかなり近づけて測っている)


東秀一リポーター:周囲がおよそ1.2マイクロシーベルトに比べ、この黒い物質、この部分、2.4マイクロシーベルトから2.6マイクロシーベルトの間を推移しています。


ナレ:異常に高い放射線を出しているのは、歩道にたまった、黒い物質。この地域の駐車場や、歩道などに点在している。南相馬市の原町区などは、事故後、緊急時避難準備区域に指定された。最も多いときで、およそ4万7千人いた住民のうち、3万9千人が、安全な場所に避難した。避難準備区域の指定は、去年秋に解除され、徐々に住民が戻ってきていた。
   住民の帰還に当たって、学校や通学路を中心に、除染が行われてきた。この過程で、雨どいや排水溝など、水に流れやすい放射性物質が集まるところは放射線量が高いことが分かった。
   しかし、今回見つかった黒い物質は、想定外だった。最初に異常に気がついたのは、南相馬市の大山市議ら市民団体のメンバーだ。


大山市議:ここにもありますね、ここにも。


ナレ:大山さんが立ち止まったのは、車の流れが多い交差点。


大山市議:いたるところにありますけども、この辺は一番ここが集積してるんじゃないですか?えーこの水の流れがよどんでる、ここですね。大変ここ高いんですよ。


ナレ:アスファルトの色の濃い部分が、放射線量が高いと言う。


大山市議:じゃちょっと測ってみますね。えー、普通の道路のところと、この黒い物質の上に、動かします。


ガイガーカウンターの目盛りしか見えず、どのくらい離して測定したのかまったく不明。目盛りは右に振り切れ・・・)


大山市議:あ、あがりましたねー。(目盛り拡大)針が振り切っているようで、倍以上っていうことが、このモニターで分かると思いますね。3(マイクロシーベルト)以上ということですかね今。ハイ。


ナレ:1時間当たり、3マイクロシーベルトという、高い値が出た。(一瞬だけ測定先が映る。かなり近づけているように見える)
   市民団体は、今週月曜日(2/20)に記者会見を行い、最大で1キログラム当たり、約108万ベクレルの、高濃度の放射性セシウムを検出したと発表した。南相馬市も、独自に測定した結果、71万8000ベクレルの放射性物質を確認した。


大山市議:今回の、まぁ、事故はですね、前代未聞なわけでしてですね、決して、あの、政府が全てを掌握しているとは思いません。ですが、新たな危険ていうのは、どこから生まれてくるか分かりませんし、やはり、こう、住民の、こういう発見に対してはですね、聞く耳を持っていただいて、直ちに動いていただきたいと思うのですよ。


ナレ:市民団体の要請を受けて。放射線の測定が専門の、神戸大学の山内教授は、現地で調査に当たった。


山内教授:今こんな風に、あの、細い線が、上に伸びているていうのが分かりますけど、これを見ると、あの、基本的にセシウム、しかも(福島第一)原発由来のセシウムであるということが分かります。


ナレ:南相馬市では、緊急時避難準備区域の指定が解除されたのを受けて、今後2年間で、住宅や工場、道路などの除染を終えようと計画している。
   今回、新たに、思わぬところに、高線量の場所があることが分かった。


住民(女性):いやそれはびっくりしましたねえ。びっくりして、言葉がないですね今ね。もうみんな安心だと思っていますよね。戻ってる人は。


住民(男性):国は上手に除染すると言ってるけど、当然、それもなかなか難しいだろうなって言うのも、住んでいる人たちも感じてて、うーん、何かうまい方法を、オールジャパンで考えてほしいです。


ナレ:この人は、福島市内に避難して、自宅に荷物を取りに来た。


住民(女性):向こうの方に避難してね、もうまもなく1年でしょう、全てに対してね、あのー、びっくりすることばっかりですよね。家に帰れないから避難してるんだって、帰りたいのは帰りたいですよね。


ナレ:住民が見つけた、高線量の黒い物質。


大山市議:たとえば、コケとかきのこなど、体に取り込んだものが、今その、冬になって、壊死して、ここに流れ込んで、それぞれ、よどみの中でも、流れの違いによって選別されているという状況だと思いますよ。


ナレ:1986年に起きた、チェルノブイリ原発事故では、きのこやコケ類を食べて生息する、鹿やトナカイなどから、高濃度の放射性物質が見つかっていた。チェルノブイリから、2000キロ離れたノルウェーでは、解体されたトナカイの肉から、1キログラム当たり1万4千ベクレルの放射性物質が検出された。ノルウェーの規制線量の2倍、隣のスウェーデンの基準では、46倍になる。
   福島第一原発から25キロ離れた、南相馬市で見つかった、高い放射線を出す黒い物質、その正体は、いったい何なのか。東北大学の鈴木教授に見てもらった。


鈴木教授:一番今回見た中で目立つのが、細長い、えー、ミミズのような格好をした生き物ですね、でそれがいわゆる藍藻類、まあ植物と言うあれで言えば、その中で一番下等な、原始的な、あのー、ものですけど、黒っぽく見えると。


ナレ:藍藻とは、藻の一種で、光合成を行い、水分のあるところに発生する。藻は、成長に必要なカリウムを取り込む。カリウムは、セシウムと似た性質があるため、セシウムも吸収しやすい。


リポーター:(藍藻類は)カリウムの代わりにセシウムを取り込みやすいとか、そういうものもあると?


鈴木教授:あのー、それは全ての生物がねえ、そういう形で、実際に取り込んじゃってるわけですね。それはこの、ここに見えている藍藻類や、他の、微小な生き物たちも、同じことをやっているだろうと。だから、それがそこに生育している限りは、流れていかないで、生き物と一緒に、その、セシウムが留まってると。そういうことはいえるかと思いますね。


ナレ:水のたまりやすいところに、藍藻は発生し、そこで、放射性セシウムを大量に取り込む。これは、南相馬市だけのことではない。他の地域でも、同じような藍藻があるかもしれない。これから春になれば、気温が上昇する。放射性物質を取り込んだ藍藻は、どうなるのか。


山内教授:地面に、こう、あるとるすると、(人が)歩いても、さほどセシウムは動かないですよね。ところが、乾燥がこれから続いて、強い風が吹くようになるんですよね。その風で(放射性物質が)舞い上がる。それがその、たとえば場合によったら、家の中にも入ってくるとかね。そういうのはやっぱり心配ですよね。


ナレ:ただでさえ遅れている除染作業に、新たに課題が加わったことになる。


山内教授:どこにそういう(放射線)レベルの高いものがあるかとことについて、まず計測をしないと絶対に分からないんで、それをして、その情報の共有をしてほしいですね。で、あの、ちょっとレベルが高いんで、市が対応できない、というんであれば、国なりが出て行って、率先して、あの、あるべき除染をしてほしいと思いますね。


ナレ:除染は、福島県内の40の市町村で行うことになっており、これまでに、31の市町村が、除染計画を作成した。しかし、およそ300箇所の仮置き場が、すでに満杯状態となっており、更なる除染を進める上での課題となっている。


(VTR終わり)


古館:三浦さんね、去年の段階からですね、とにかく、全部できないまでも、山とかは難しいかもしれないけど、除染すべきはするって言ってて、気がついたら、国と市町村で、ここは国がやる、高線量、警戒区域、で、こっちは市町村で、という区分けもできて、そのほかいろんな問題抱えてますよね、除染。もっと縦割りの役所もやめて、できるところから徹底的に除染やりますよっていうはずじゃなかったのかという・・・


三浦:そうですね、本当に除染は凄く難しいことになっていて、まぁ今のVTRにもありましたように、まぁ思いがけない形でですね、こういう高濃度の放射性物質が見つかると言うケースがありますね。でやっぱり2番目にやっぱり、除染自体が大変難しい。よく高圧洗浄機を使うのを見るんですけど、うまく使わないと、単に放射性物資を撒き散らすだけになってしまうかもしれないし、土も取り除きすぎると、今度は土の処分に困ってしまうわけですね。あとそれから、もうひとつは、他の復旧予算にもつながるんですけども、まあ、せっかくつけた補助金ガですね、必ずしも、地域の実情とマッチしていない、例えば、肝心の人手がいない、そうすると、お金をつけても、実際は進まないわけですね。そうすると、お金をつけただけでは不十分で、やっぱりいろんなノウハウというか、あと人手の確保も含めて、ほんとにオールジャパンでやらないといけないと思いますね。


古館:そうですね。除染も、人手が足りないのも、難しさがあるのも分かる。しかし、そこを突破しないと、福島の人はどうする。除染している間にですね、妊婦さんと小さな子供さんは疎開してもらって、そして除染が終わってから帰ってきてもらうとか、いろんな案が出るわけですね。だけども今、三浦さんがおっしゃったように、今日の朝日新聞にも書いてありました。除染だけじゃなくて、復旧にまつわる一次補正二次補正の予算もですね、トータル6兆円くらい


三浦:そうです


古館:つみあがってるっても浮いてるわけですねそれが


三浦:そうですね。5月7月にできたのに、昨年末時点で半分くらい手付かずだったんですよね。


古館:一日も早くそれをやるのが政治じゃないんですかね。


三浦:そうですね。


(古館アナ、ため息をついて終了)


はい、これで12分分。つかれたw。


細かいニュアンスは不正確かもしれんが、
言ってることに相違はないはずだ。


この紹介でも大山市議は不満なようです。

報道ステーションの情報操作!?

女性アナウンス「水のたまりやすいところに藍藻が発生する・・」
 「水たまり」に藍藻が生えるのではない!!


重大情報の無力化、極小化ですか?
古館さん ご案内いたしますので どうぞ説明責任を果たしてください!!


屋根、壁面、道路・・・あらゆるとこのに生えているのに 何を歪曲報道?しているのか!
スタッドレスタイヤで 削られ人が踏み歩いてはがされ 舞い上がり水に流され
水たまりに集積してるのだ。


市内全域に生えている。
「限られた部分」の問題ではない。


市内全域で舞飛び 溜まって 踏まれて拡散している。


自然濃縮が進み 身近に危険が迫ってきているのに
市長も記者会見なし。なぜやらん?


記者会見の前に顔を合わせても 何の問いかけもなく
出張とのことで公室長に手渡した「要望書」の返答もない!


教育長室にも押しかけ「マスク着用義務化」まで訴えたが
ノーマスクで登下校してるじゃないか!


この1週間何考えてた?  たまらん。


えとさ、


何焦ってんのおぢさん?


なんかもういわゆる「リスク厨」のいい標本だわ。
市長も迷惑だろうなー・・・(^▽^;)


ご自由に突っ込みにお使いください(^▽^;)


追:あぁ今読み返して不審にオモタ。


スタッドレスタイヤって雪の時期するもんじゃないのか?


そんな晴れてちゃんと路面出ているときにスタッドレスするの?
タイヤも路面も傷みそーだなー。
そうなると黒い粉てプルトニウムですらなく、ただのタイヤの削れあとよねえw